クアトロガッツで製作担当の矢田さんは靴職人出身。

製靴職人としてオーダー靴を手掛けており、ある著名な政治家の自宅に訪問し足を採寸したことも。

革靴が好きな方の中には、靴磨きをすることを1つの楽しみにしている方もいて、会員制クラブではパンにウイスキーをつけて磨くといいますが、ウイスキーには革を鞣すときの成分と同じタンニンが含まれているため、理にかなっているのだそうです。

靴磨きにはいくつもの工程がありますが、この小さいふは靴磨きのポリッシュといって鏡面磨きをしています。最後の仕上げで靴のつま先とかかとの曲がらない部分をピカピカに磨く方法です。

靴磨きという仕事は古い映画の中にはでてきますが、今日では目にすることも少なくなりました。

日本でも第二次世界大戦の敗戦以降には、都市部を中心に靴磨きを仕事にする戦災孤児が多くいたそうです。彼らは「シューシャンボーイ」と呼ばれ「東京シューシャインボーイ」という歌も生まれました。

アメリカのソウルシンガージェームス・ブラウン、公民権運動活動家のマルコムX、ブラジル大統領のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァなども貧しい少年の頃に靴磨きを経験しています。

小さいふの栃木レザーの「定番シリーズ」の革は革の上質な風合いを残すために透明感ある染料で仕上げされた艶のあるヌメ革のため、ラナパーで毎週磨いていると艶が増してきて嬉しくなります。お試しください。

天空の城ラピュタが好きすぎて矢田さんがつくったパズーの靴。つま先はピカピカです。

http://quatrogats.main.jp/gats-journal/14992

靴磨きの世界大会で優勝されたブリフトアッシュの方の動画です。

クアトロガッツの革の旅「栃木レザーができるまで LEATHER TRIP IN TOCHIGI LEATHER」
革業界のドンがクアトロガッツに来た!
栃木レザー

「わかる。ハシモト会長かく語りき」
商売とは、人間とは、人生とは、「革っちゅうもんはなぁ、、、。」から始まる、人生談義。