ちょっと賢い革のお話 第10話 「革は人の肌と同じ?」
なぜ革が使っていくうちに艶がでるんでしょうか。
それは革が含んでいる油分が表面に出てくるからなんです。
なめしの工程では、腐敗しやすい動物の脂を除き、合成の脂を入れています。
この油分が抜けてしまうと艶、しなやかさがなくなってしまうんですね。
私のお爺ちゃんにもらった革の双眼鏡ケースがあったのですが
油分が完全に抜けてしまい持ち手がちぎれてしまいました。
お手入れでこの油分を足すことによって長持ちさせることができます。
革屋さんの親父いわく革は人間の肌と同じなのでハンドクリーム等でも良いのだそうです。
一度お試しあれ
ドイツ生まれのラナパーレザートリートメントは
ビーズワックス(蜜蝋)・ホホバ油等でできています。