「部分月食」とは?
皆既月食はみなさんも聞き馴染みがあるかと思います。
月が地球の影によって全て隠されるのが「皆既月食」、月の一部が隠されるのが「部分月食」です。
今回の部分月食は、月全体の97.8%が地球の影となり、この現象を「たいへん深い部分月食」というそうです。
また北海道や東北地方北部を除く地域では、月が地平線より下にあるため、月が欠けた状態で空に昇ってくる「月出帯食(げつしゅつたいしょく)」を見られます。
何時がピークで、どこで見られるの?
部分月食の始まりは、16時18分。全国で見ることができます。
東の空が開けた場所で観察するのがおすすめです。
観察方法は肉眼でも十分ですが、双眼鏡や望遠鏡があるといいですよ🌖🔭
月が最も欠けて見える時間は、18時02分。
皆既月食の場合は月が赤黒く、赤銅色となりますが、部分月食の場合には影の部分は暗くはっきりしません。国立天文台ホームページより
ですが今回の部分月食は月の大部分が影になるため、影の部分が色づいて見える可能性があるようです。
その後、月は登りながら地球の影から出て、19時47分には月が影から離れ、部分月食が終わります。
月が欠けた状態で空に昇ってくる月出帯食は、とても興味深いですね。
staff みさ
小さいふ。宇宙シリーズ「月面着陸 Moon Landing」