グスタフ・クリムト

クリムトは官能的で美しく、きらびやかな女性を描く画家として、生涯にわたって女性をモチーフに描き続けました。
19世紀から20世紀にかけて活躍したオーストリア・ウィーンを代表する画家です。
代表作は「ユディト」「接吻」など。


クリムトはアトリエにはたくさんの猫を飼っていたそうで、4匹の猫という意味のクアトロガッツとは猫好きという共通点もあります


クリムトの代表作「接吻」

幸せそうな表情で崖の手前で抱きあう男女。一説によると左側の男性がクリムト自身、右の女性が恋人のエミーリエ・フレーゲだと言われています。

結婚はしなかったもののクリムトが死の直前、病床に伏したときの言葉は「エミーリエを呼んでくれ」だったことからも最愛の女性であったことがうかがえます

クリムトの作品の特徴である金箔を多用した、豪華絢爛な作風にも影響を与えたと言われており、制作に行き詰まり絵が描けなくなっていたクリムトのキャンパスに、エミーリエが金箔を置いたことがきっかけでインスピレーションが生まれたそうです。


色あせない鮮やかな色彩を表現

贅沢に金の箔押し加工の本革を使用し、クリムトの黄金時代の作品の特徴である煌びやかさを表現。鮮やかな色彩を放つクリムトの作品をお楽しみください。




ART MUSEUM「エミーリエ」