こんばんは🌛
デザイン担当なぎさです。

今日の小さいふ。は、
「きんのさかな」
細い金の糸を編んだような型押しで、控えめなゴールド感が品のある革になっております。

「きんのさかな」という、ロシアの民話があります。
作者はロシアの大詩人プーシキンです。
出だしはこうです。。。

[あるとき、
貧しいじいさんは、 きらきらひかる 金のさかなを 釣り上げます。
「 おじいさん わたしを うみに はなしてください。 おれいは なんでも いたします。 ほしいものなら なんでも さしあげます 」 と、 金のさかなは、 助けを求めました]

ここから一緒に暮らす貪欲なおばあさんが出てきて、際限ない欲を露わにしながら、金の魚にさまざまな要求をしていきます。
最終的に「海の女王になりたい」と言い出し、青くて美しかった海は、その時にはもう真っ黒になってしまい、金の魚は海の底に沈んでいってしまう。。。
とこういうお話。

人間の貪欲さが生み出す悲劇は世の常なんですが、その「欲」そのものが悪いというよりも、
例えば「いいものを生み出して、人に喜んでもらいたい」とか、「抱えてる病気を治したい」とか、「もっと成長したい」とか、「幸せになりたい」とか、「人に幸せになってもらいたい」とか、発端はこんな良い欲だったのがもっともっととコントロールが効かなくなり
その結果悲劇が生まれる。。

欲のコントロールで随分かわってくるのかなと、、、。欲に対してはコントロールできる自分でありたいなと、(あっ、これも欲だわ。。)プーシキンのお話しでこんな事を思うのでありました。
そんな今日の小さいふ。
「きんのさかな」をどうぞよろしくお願いします🐟✨



今日の小さいふ。販売ページはこちら
今日の小さいふ