友人のカモシカ雑貨店へ。

お店では『十場天伸 展 2020』を開催中で本日は、作り手の十場天伸さんとお会いできました。

十場さんは神戸の自然豊かな裏六甲の茅葺屋根の日本家屋にある窯で製作活動をされています。

その作品は実用性もありながら芸術性も高く、アメリカでの展示会ではすべて売り切れという人気の作家さんです。

カモシカ雑貨店はインターネットでも販売しており、決して大きいお店ではないのですが、その通な品揃えから、器を求めて遠方から訪れるお客さんも多いお店です。

【十場天伸 展 2020】は2/25(火)まで開催中です。是非お立ち寄りください。

【十場天伸 展 2020】

期間 : 2/25(火)まで開催
作り手在廊日 : 2/22(土)
開催場所 : カモシカ雑貨店
住所 : 大阪府高槻市富田丘町6-14
営業時間 : 11時 〜 18時

2/22(土) : 十場天伸展 2020
2/23(日) : 十場天伸展 2020
2/24(月) : 十場天伸展 2020
2/25(火) : 十場天伸展 2020

十場天伸  つくも窯

十場天伸さんのスリップウェア

十場さんの器はスリップウェアの技法を取り入れられています。

スリップウェアとは世界各地で見られた古い陶器の一種で、器の表面をスリップという化粧土と泥漿(でいしょう)を筆で描いたり、引っかいたりして文様をつけた陶器のことを言います。

窯に入れて焼くとスリップをたらした部分は盛り上がって素地とは違う色の文様が浮かび上がることになります。スリップ技法の起源は大変古く、新石器時代(紀元前7000年ころ)までさかのぼります。メソポタミア文明・エジプト文明・中国文明を経て、ローマ帝国時代の器にもその技法が見られます。