こんばんはWEB担当のくすどです。
大阪は梅雨も明けて、蝉の声が響いています。
少し山のほうに行くと、夕方にはヒグラシが鳴いています。
これから夏本番、なかなかできることに制限がある夏ですが
ちかくの山や川など、今まで見落としていたスポットを
見つけることができたらいいなと思っています。
さて、そんな今日の小さいふは「ういろう」
ういろう、といえばもっちりしっとりあまーい和菓子ですが
漢字で書くと「外郎」なんだかちょっと穏やかじゃない字面です。
調べてみると、すごい歴史がありました。
とても簡単にまとめてしまうと、
元の国に陳宗敬(ちん そうけい)さんという方がいたそうなのですが
その方の役職が「大医院礼部員外郎」というものだったそう。
そのうちに元の国が滅び、陳さんは日本の博多へやってきて帰化されたそうです。
薬を売って生計を立てていたそうですが
その際に陳さんが名乗ったのか、周りから呼ばれていたのか
役職の最後をとって外郎(ういろう)さん、と呼ばれるようになり
その薬が苦いので、口直しに添えた甘いお菓子が「外郎さんのお菓子」として有名になり
今ではお菓子の名前として知られるようになった…そうです。
調べてみると、なんだかすごくちゃんとした由来がありました。
歌舞伎の「外郎売り」も薬の「外郎」のことなんだとか。
表は、深いグリーンに濃淡が走った表情が面白い革。
中はピンク&ホワイトの可愛らしいカラーと
ネイビー&キャメルで大人にまとめたカラーの2種類
もっちりしていて、しつこさのないあっさりとした上品な甘さが特徴の外郎
薬ではありませんが、食べるとちょっと元気になれます。
この「ういろう」くんたちも、あなたの元気になれますように。



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