瀬戸芸秋会期スタート!

10月3日から、いよいよ最後の秋会期がスタートしました! これまでの記事でもたくさん瀬戸内国際芸術祭の魅力を紹介してきましたが、 今回は「説明より体験!」ということで、ガッツの社長を引き連れて小豆島へ行ってきました!

 この記事では、社長と一緒に巡った小豆島の旅レポートをお届けします。 ぜひ私たちと旅している気分でお楽しみください! 

姫路港から小豆島・福田港へ向かうフェリーに乗りました。 船に乗り込むと、香川県の推しポケモン「ヤドン」がお出迎え! 

 屋上デッキで海を眺めながらの船旅はとても癒されます。 この日は少し雨模様で肌寒かったですが、秋晴れの日ならもっと気持ちよさそうです。

姫路港から出発

小豆島到着!まずは腹ごしらえ 

 到着後は、福田港から車で15分ほど走ったとこにある「食堂うめもと」へ。 名物のあなご丼をはじめ、新鮮な魚介の定食が本当に美味しかったです。

 私も何度か訪れていますが、とにかくボリューム満点! 海老天丼や穴子天丼など、見た目のインパクトも抜群です。 丼ものはもちろん、そうめんが入ってるお吸い物も優しい味でホッとしました。満足度の高い食事処です! 

ヤザエモンダコとったぞー! 

 お腹いっぱい満たされたあとは、車で20分ほどかけて映画村へ。私の兄でもある尾身大輔の作品「ヤザエモンダコ」を目指しました。

 作品を見た瞬間、社長たちから「でかい!」「めっちゃいいじゃん!」と嬉しいリアクションがあって、思わずニヤニヤしてしまいます。

 写真では伝わりにくいスケール感や、木とは思えない表現のリアルさを体感してもらえました。

 

台湾からの観光客の方とも交流したり、竹馬やフラフープに挑戦して童心に帰ったり。(私は全く出来なかったです) 作品鑑賞だけでなく、映画村全体も満喫できました! 

自由な自然の美術館 

続いて訪れたのは、同じく尾身大輔の作品。 少し高台にあるため、歩くにつれて作品が見えてくるワクワク感があります。 

ヒトクサヤドカリ (sd45)
※昔見せてもらったときの写真です

空き家の中には、小豆島に伝わる「犬塚伝説」にまつわる犬のお墓の彫刻も。 芸術家が身近にいるからこその、ちょっとした自慢話もしてしまいました。 

ヒトクサヤドカリ (sd45)

「自然と共存した美術館って、自由でいいねー」 そう社長がつぶやいた言葉がとても印象的でした。 

 アートというと“静かに見るもの”というイメージがありますが、 瀬戸芸は島全体が美術館。どの順番で見てもいいし、道中で偶然出会う作品も自由に楽しめます。 大きな自然とともに存在するアートを感じられる、 それが瀬戸芸の一番の魅力だと改めて実感しました。

出会いを楽しむ

ダイダラウルトラボウ sd46-1
ダイダラウルトラボウ sd46-1

三都半島エリアは海も山もあり、自然と調和したスケールの大きな作品がたくさんあります。海沿いの瀬戸芸看板を辿っていくと、ツリーハウスのような作品を発見。

それが「自然の目『大地から』」(sd11-1)。カラフルなホイールや、内部に飾られた絵が印象的で、まるで不思議な空間に迷い込んだようでした。
そしてここでまさかの出会いが!

自然の目『大地から』sd11-1


なんとこの作品の作家フリオ・ゴヤさん(1953年アルゼンチン共和国ブエノスアイレス生まれ)ご本人にお会いできたんです。

「尾身大輔の妹なんです。」と話したら「尾身さんの作品知ってますよ、少し話したこともあります。」と言ってくださいました。

作品で革を使うことがあれば、ぜひガッツにご相談を、というご縁まで!社長のコミュニケーション力のおかげもあり、思いがけないつながりができた貴重な瞬間でした。

フリオ・ゴヤさん(真ん中)

瀬戸芸への思い

普段から瀬戸芸というアートの祭典が身近にあったので、正直これまでは「楽しいお祭り」や「兄が作品を置いてるんだ!」くらいの感覚で見ていました。

でも地元を離れて、外から瀬戸芸を見たときに、改めて“あたたかい光景”なんだなと感じました。

そこには、地元の人やアーティスト、ボランティアのこえび隊の方々など、「この島を盛り上げたい!」というひとつの想いが重なってできた景色がありました。

そんな想いに少しでも応えられるように、私も精一杯、小豆島や瀬戸芸の魅力を伝えたいと思っています。この文章を読んで、少しでも地元への想いが伝われば嬉しいです。

とはいえ、毎回「ちゃんと魅力が伝えきれてるかな」と思うことも多いので…

ぜひ実際に足を運んで、自然とアートを五感で感じてみてください!

瀬戸内国際芸術祭

2025年秋季 10月3日 (金)〜11月9日(日)開催。瀬戸内の島々を舞台に、3年に1度開催される現代アートの祭典です。春・夏・秋の3シーズンに分かれ、季節ごとに瀬戸内の魅力が体験できます。
期間中は約100万人の人々が国内外から訪れる日本を代表する国際的な芸術祭です。

瀬戸内国際芸術祭公式HP