ど根性ひまわり7世の種が届きました。

東北、宮城県の「がんばろう!石巻の会」が毎年春頃に配布している種です。

今回はど根性ひまわり1世の絵葉書もいただくことができました。

大切に育てていきたいと思います・

ど根性ひまわり

震災から二週間くらい経ったころ、瓦礫の中に「がんばろう!石巻」という看板が立ちました。津波に負けたくない、地域の方を励ましたいとの思いで流されてきた木材で作り掲げられた看板は復興のシンボルとなりました。

やがてその看板の周りに流れ着いたひまわりの種が、津波にも塩害にも負けず伸び始め開花しはじめました。

そのひまわりは「ど根性ひまわり」と名付けられ、その種は震災を忘れないために、またのちの自然災害への警鐘として未来の子供たちに伝えていきたいという願いを込めて、大勢の方に育てられています。

今年も配布されていますが種が無くなり次第終了になります。

【配布方法】

封書にての配布になります。
 必ず長形3号(定形内最大)封筒にご自身の住所氏名を記入し92円の切手を貼り、それを封書に折りたたみ入れてお送りください。届き次第その封筒にど根性ひまわりの種を入れお送りいたします。

【応募住所】

郵便番号986-0814
 宮城県石巻市南中里3丁目12-18
 がんばろう!石巻の会事務局
 ど根性ひまわり7世の種係
 まで応募願いたします

【内容・注意事項】

・袋に10粒の種を入れお送りいたします。
 ・返信の封筒に切ってが貼っていない場合お送りできなくなりますのでご注意ください。
 ・種が無くなり次第終了になります。よろしくお願いいたします。

【ど根性ひまわりへの思い】

ど根性ひまわりの使命は未来の自然災害で犠牲者を出さないことです。
 ど根性ひまわりに勇気をもらった一人として育てて頂くことに感謝いたします。
 このど根性ひまわり7世が次の世代につながり、50世100世になった時その種を育てた未来の子供たちが東日本大震災のこと自然災害のことを話すきっかけとなり、今後来るであろう大自然災害への警鐘になれば幸いです。
 力つよく育つこと楽しみにしています。

がんばろう!石巻の看板

2016年3月の毎日新聞にも掲載されたいました。

震災から1カ月後の4月11日。「(震災に)負けたくない」と水道配管工事業を営む黒沢健一さんが流失した自宅兼店舗跡地に友人とともにがれきの材木などを再利用し「がんばろう!石巻」とメッセージを書いた看板を立てました。

その後、看板は復興のシンボルともなり、献花や追悼の集会も行われる場所となりました。

5年間立っていた初代の看板は、東日本大震災を、伝えていくものの一つとして東北歴史博物館に保存され、2代目の看板は石巻市立門脇(かどのわき)中の美術部員たちによって新しく製作されました。

黒沢さんは「初代は自分と住民を奮い立たせるために立てた。2代目は震災の教訓を伝える役目も持たせたい」「今後も5年ごとに次世代の子供たちと新しい看板を作ることで、震災の記憶を伝承する機会になれば」と語ります。