この種にはふたつのこころがあるのです。
ひとつは、はげましの心
もうひとつは負けない心です。
私たちがひまわりの花を咲かせることは、
被災地をはげまし、震災を忘れないための行動だと思うのです。

〜絵本『ど根性ひまわりのき〜ぼうちゃん』より〜

我が家も『忘れないための行動』で大切に育てます🌻

 

約一ヶ月でこんなにのび〜るのなぁ〜🌻もう間も無く咲きそうで、
高鳴る胸の鼓動と合わせるように鳴き始める蝉。
今年も夏が来たな🌻

 

ど根性ひまわりについて

震災から二週間くらい経ったころ、瓦礫の中に立った「がんばろう!石巻」という看板。津波に負けたくない、地域の方を励ましたいとの思いで流されてきた木材で作り掲げられた看板は復興のシンボルとなりました。

やがてその看板の周りにひまわりの種が流れ着き開花をしはじめました。津波にも塩害にも負けず開花したことからそのひまわりは地域の方から「ど根性ひまわり」と名付けられました。

その種は震災を忘れないために、またのちの自然災害への警鐘として未来の子供たちに伝えていきたいという願いを込めて毎年春に「がんばろう石巻の会」無料で配布され大勢の方に育てられています。

公式サイトには以下のように紹介されています。

『ど根性ひまわりへの思い』

ど根性ひまわりの使命は未来の自然災害で犠牲者を出さないことです。
ど根性ひまわりに勇気をもらった一人として育てて頂くことに感謝いたします。
このど根性ひまわり7世が次の世代につながり、50世100世になった時その種を育てた未来の子供たちが東日本大震災のこと自然災害のことを話すきっかけとなり今後来るであろう大規模な自然災害への警鐘になれば幸いです。
力つよく育つこと楽しみにしています。