工房だけで目にする風景があります。
例えば色とりどりの糸がカゴの中で佇んでいたり
作業台の上で色合わせ中のファスナーが虹色に並んでいたり。
それを目にすると子供の頃に好きだった塗り絵や
図画工作をするときのようなワクワク感を思い出します。

仕上がったアイテムを目の当たりにするのは作り手の特権かも知れません。
時には工房の片隅でスタッフが「これかわいい。これがいい!」と盛り上がっていることも。
最後には少し名残惜しい気持ちで送り出すんですが、そんな時間も仕事の楽しみのひとつです。

そんな風に工房から送り出したアイテムたちを
お店で見て手にとってくれる人がいます。
プレゼントを探している人や旅支度の最中の人など。

選びながら頭を整理するために
「一周その辺を回って頭を冷やしてきます」という人。
その気持ちわかります。

「種類が多すぎて選ぶのがしんどい!」と言いながら
選び終わると「あー楽しかった!」帰る人。

あれこれ考えながら選んでいる時が一番楽しいっていいます。
「過程を楽しむこと」は人生のコツなのかもしれません。

工房から販売スタッフそして使っていただく方へ
手から手を渡っていくアイテム。
旅先からSNSに投稿してくれる写真。
場所が変わっても自分たちにとって良いと感じたことや
過ごした時間を様々な方と共有することができること。
それがまた喜びに繋がります。

先日はクアトロガッツがオンラインショッピングで
利用させていただいているショッピングカート
「カラーミーショップ」のスタッフの方が
東京より工房に取材にお越しいただきました。
ご紹介いただきありがとうございました ^ ^

自分たちが心から楽しみ続けることが、圧倒的な結果に繋がる「クアトロガッツ」の話