私の好きな映画

映画ライター仲谷暢之さんによるおすすめしたいLGBTQ+映画「テアトル虹」の中から「ヘアスプレー」を観ました。

あまり映画には詳しくなのですが、ヒューマン系の映画が好きです。ミュージカル映画「Annie」は何度も観るほど好きです。

映画ヘアスプレー

歌とダンスは自分が心から楽しめることであり表現し続けようとするトレーシー。お母さんに厳しくしつけられながらも、好奇心旺盛なトレーシと一緒にいる友達のペニー

一目を気にして中々家から出ることができなトレーシーのママ、エドナ。ママのこともトレーシーのこともたくさんの愛情で包んでくれるパパ、ウィルバー

強く優しく、そしてかっこよいコーニーコリンズショーのブラックデーの司会者メイベル・・・。他にもたくさんの登場人物がいますがどの登場人物もとても魅力がある人ばかりでした。

映画を観終わった後、もし自分がトレーシーの立場だったら?パパの立場だったら?メイベルの立場だったら? 何か言えただろうか?何か行動できていただろうか?と、それぞれの登場人物のことを思いながら考えさせられる映画でした。

ミュージカル映画なので、楽しく歌ったり踊ったりするシーンももちろんあるのですが、登場人物それぞれが様々な葛藤を持ちながら、その中で自分の心が求めるものを探して追い求めたり、悩んだり、それと現実を近付けるために行動したり。

そして誰かを励ましたり、、

人種差別や偏見など理不尽だと思うようなシーンもありましたが、見終わった後は強く逞しいそれぞれの人物にさらに魅了されました。


ヘアスプレー

DVD&Blu-ray発売中
DVD:1,980円/Blu-ray:2,750円(税込)発売元:アスミック・エース
販売元:KADOKAWA

TM &(C)MMVⅡNew Line Productions, Inc. (C)MMV Ⅲ New Line Home Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

【STAFF】監督/アダム・シャンクマン
【CAST】ジョン・トラボルタ、ミシェル・ファイファー、クリストファー・ウォーケン、クイーン・ラティファ、ザック・エフロン、ニッキー・ブロンスキーほか

映画から学ぶこと

本当に個人的な感想になってしまうのですが、トレーシーのママエドナの、周りを気にしてしまい中々一歩前に進めなかったり、自分を卑下してしまうところが、私自身にもあるなと思いながら見ていました。

それでも周りにいる明るい娘トレーシーや全てを包み込んでくれるパパの存在のおかげもあり少しずつ前に進む姿を見て励まされました。

トレーシーのように自分が間違ってると思うことに対し意思表示をしたり、先陣切って前に進める強さはとても魅力的でしたが、トレーシーと同じようにできなくても自分にできることを考え、行動できることから始めるしかないということもこの映画から学びました。

ヘアスプレーコンテストの最後、性別、人種関係なく一緒に歌って踊るシーンが私はとても心に沁みました。仲谷さんの連載でこの映画を知ることができてよかったと思います。ぜひご覧になってみてください。

(スタッフ亀井)

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