小さいふ。にミンクオイルってありなの?
クアトロガッツでは小さいふのお手入れに、ビーズワックス(蜜蝋)が主成分のラナパーレザートリートメントを推奨していますが、同じように革のお手入れ用オイルとして有名なミンクオイル。
そもそもミンクオイルとは
ミンクというイタチ科の動物の皮下脂肪を精製したものがミンクオイルとなるそうです。
※クアトロガッツではミンクオイルの販売はしていません。
靴用に使っていたミンクオイル
ぼくは革靴をよく履くのですが、ドクターマーチンやビルケンシュトックなどの「傷だらけになっても味になる」革靴が好きです。
その革靴に使っていたのが靴の修理屋さんで買ったis-fitのミンクオイル、使うと色が濃くなるため傷も目立ちづらく、軽い雨もはじいてくれるので重宝していました。
一年ほど小さいふに使ってみました
使用財布は「小さいふ。ペケーニョ ボルドーワイン」。
この小さいふは栃木レザー社のフルベジタブルタンニングレザーではなく、W(ワックス)レザーというタンニンなめしで仕上た革にワックスを擦り込み熱を加えることでまるで惑星の様な風合いに仕上げた革です。
栃木レザーに比べて柔らかく、傷も目立ちにくいです。
小さいふ。ペケーニョ ボルドーワイン
傷は男の勲章
上記しましたとおり、ぼくは革製品は少し言い過ぎではありますが「傷ついてナンボ」だと思っております。
小さいふもいつもズボンの後ろポケットに入れ、ガシガシ使っていました。
オイルケアも傷だらけになったらザッと塗るだけ!暑い日にはズボンのポケットで汗が染み込んでしまったり、雨の日にも水シミも気にせず使ったり…という、一部の方には雑すぎると怒られそうなくらいのざっくりとした使い方。
その結果、1年半〜2年ほどの使用でこんな感じです!
結果、使い心地としては
ただでさえ柔らかくなりやすいボルドーワインですが、ミンクオイルと併用すると、栃木レザーの小さいふを使用されている方には少し物足りなく(?)感じられるくらいに柔らかくなります。
小さいふユーザーの方にしか伝わらないかもしれませんが、中身を抜けば両手で持ってまっぷたつにふにゃんと曲げられるくらいです。
ぼくはズボンの後ろポケットにさっくり入れてしまうのが好きなので、カタチも変わってしまうぐらいがちょうど良いのですが、このあたりは好みかもしれません。
最柔(さいやわ)を目指すならば
Wレザー×ミンクオイル
はおすすめできると思います。
ただ、手触りが少ししっとりするのと独特の獣臭があるので、好みは分かれるところだと思います。
綺麗に育てた場合
同じくWレザーボルドーの小さいふポキートは
スタッフまりちゃんの私物。
左が新しく、右が使用中です。
やはり女性、綺麗に育てています。
Wレザーを使った小さいふは4種類
ブラックベリーにも使ってみました
こちらは使用してまだ1ヶ月程度のブラックベリーくん。
しっとりとした艶が出てきました、やはりWレザーほどヤワヤワにはなりませんが少しづつ柔らかくなっています。
この柔らかさの中にハリがある繊維の強さが栃木レザーの魅力だと思います。
小さいふ。ペケーニョ ブラックベリー
他にもカラーはたくさん
もしかしたら「ミンクオイル」の検索で辿りつかれた方もいるかもしれません。
今回紹介したボルドーワイン・ブラックベリーの他にも小さいふ。ペケーニョはたくさんのカラーがあります。
カラーオーダーもできるのでその組み合わせは無限大!
詳しくは紹介動画をご覧ください。
商品紹介Youtube動画(別ウィンドウが開きます)