小さい財布 のどか:B

17年4月20日 今日の小さいふ。は「のどか」です。

花柄の型押しに淡いグラデーションがきれいな革です。

「ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心(しづごころ)なく 花の散るらむ 」

小倉百人一首にも入っている有名な歌です。

古今和歌集で紀友則の詠んだ歌で「暖かくなってきた春の日なのに桜の花だけはさっさと散っていってしまうのはなんでだろうか」

桜が散るのが寂しい、そんな気持ちが歌われています。

世の中便利になり、人間の暮らしの境界線の内側のことは変わっていきますが、自然の中で桜が咲くことと、それを惜しむ人の心は変わってないんだなあと思いました。

先日のニュースで日中友好を願った周恩来首相を偲んで中国の留学生によって植えられた周桜が今年も咲いたというニュースを見ました。

大切な記念に木を植樹することは多いようです。

桜は1日1日を大切にすることを教えてくれているような気がします^ ^

WEBSHOP・製作 中辻晃生でした。



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