『わかる』ハシモト会長かく語りき 第10話 “表の人生やろうや”「うちはただ紐をつくって売りますねん」
『わかる』ハシモト会長かく語りき 第10話 表の人生やろうや「うちはただ紐をつくって売りますねん」 ハシモト産業を立ち上げて、1年くらいは土日もなく、よう、働きましたね。 紳士物、アパレルなどの付属品でなんとか軌道に乗 […]
『わかる』ハシモト会長かく語りき 第10話 表の人生やろうや「うちはただ紐をつくって売りますねん」 ハシモト産業を立ち上げて、1年くらいは土日もなく、よう、働きましたね。 紳士物、アパレルなどの付属品でなんとか軌道に乗 […]
『わかる』ハシモト会長かく語りき 第9話 表の人生やろうや「金が生きてる」 さて、材料を買わなぁあかん。町の問屋はケツの穴の小さいやつばっかりで、こんなやつに頼んでもおもろうない。もっと田舎の太っ腹の親父と商売しようと […]
『わかる』ハシモト会長かく語りき 第8話 表の人生やろうや「おおきに おおきに」 早速、家に帰って糊の研究や。せやけど、糊つけたかて、なんぼやってもほんまにひっつかへん。やり始めたら、今度は紐が長くて場所がない。 公園 […]
『わかる』ハシモト会長かく語りき 第7話 表の人生やろうや 早速、家に帰って、嫁はんに言うたんです。 「今日、仕事やめてきた」 「せやけど、なんでやめましてん」 「何十年もコツコツ働いて来たけど、ひとつもえぇことなかっ […]
『わかる』ハシモト会長かく語りき 第6話 表の人生やろうや 「こんなんやってられん」 「自分の家の畳の上で寝たい・・・」 子供の頃からそう願って、実現するのに三十五年かかりました。自分で家を買う時は、大阪市内だったら百坪 […]
『わかる』ハシモト会長かく語りき 第5話 三つ子の魂百まで 「その立場に立たんとわからへん」 私は、小学校二年生までしか学校に行けなかったんです。叔母の家に預けられて、居づらくなると、また他の家へ。その繰り返しやった。 […]
『わかる』ハシモト会長かく語りき 第4話 三つ子の魂百まで「人間の行いが判についてくるもんや」 そんな親父でも、よう、京都に連れて行ってくれました。コースはいつも同じ。鞍馬を回って、その帰りに鞍馬貴船のひろやの河床であ […]
『わかる』ハシモト会長かく語りき 第3話 三つ子の魂百まで 「なんもないからやる」 「橋本家には、人に迷惑をかける血は流れてない」 たったこれだけを、聞かされて育ったのですが、私ら兄弟には、そんなんどっちでもええがなって […]
『わかる』ハシモト会長かく語りき 第2話 三つ子の魂百まで 「下からもの見たら 何か見えへんかな」 貸家もいっぱいあるねんけど、家の中は火の車。終戦後、「どないして飯を食うていこうか」兄弟五人、顔を突き合わせてはそんな会 […]
『わかる』ハシモト会長かく語りき 第1話 三つ子の魂百まで 「アホな英雄でええ」 大阪は旭区千林、十八代続いた家に生まれた私は、お屋敷みたいな大きな家で育ちましてね。母親に育てられた記憶はあまりないのですがうちのおばあさ […]
ハシモト会長って誰? これから日曜日の夜21時より『わかる。ハシモト会長かく語りき』の連載がはじまります。 「ハシモト会長って誰?」 ほとんどの人がそう思うに違いありません。革業界にたずさわる方をのぞいては。 ハシモト会 […]
「お〜い」が口癖の橋本会長は大阪の皮革メーカの創業者。 現在は会長をされています。 フルベジタブルタンニンの革の魅力を教わったのもこの橋本会長からです。 「本物の革は傷が入っているもんや。人間も傷だらけやないか。」 おま […]